三つ子を出産したお母さん、その10分後に医師から明かされた衝撃の事実とは・・・

精密検査へ

Source: momlifematters.com

さらに医師は続けました。「その異常はまだ決定的ではありません。三つ子のうちの一番最初に生まれた赤ちゃんに精密検査をし、その後判断したいと思います。」と。ベラはその女の子、カーラを見つめました。そんな事実も知らずに元気そうに手足を動かすカーラ。母親はカーラの耳に向かって「大丈夫だよ、お母さんたちが絶対になんとかするから。」とささやきました。何かを誤ったというけれど、それは治療することができるものなのでしょうか。もしカーラの状況が深刻なものであれば、夫婦に一体何ができるのでしょうか。カーラを見る限りはいたって健康そうな赤ちゃんなのに・・・。ベラがいろいろなことを考えている間に、カーラは精密検査のために別室に連れていかれました。そしてその医師は自分が数年前に経験したある出来事について彼らに話し始めました。

ケニアでの出来事

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ベラの担当をしている医師はケン。かつてケニアで国境なき医師団のスタッフとして働いていました。ケニアでは数百を越える現地の女性の出産に立ちあってきた経験がある医師です。そんなたくさんの出産、たくさんの妊婦さんの世話をしてきたケンでしたが、本人を始め、そこで働く医療スタッフ全員を驚かせたケースがあったそうです。
めったにない症状を持った赤ちゃんが診療所に連れてこられたのはいつもと何ら変わらない日でした。その診療所では一日に約30人の赤ちゃんが生まれていましたが、大きなトラブルに見舞われるお母さんもおらずすべてがスムーズに進んでいたそんなさなかのことでした。その日のケンの仕事はすべて終わり、滞在していたホテルの部屋に戻ろうとしたところ、一人の女性がまだ生まれたばかりの小さな赤ちゃんを連れて診療所に駆け込んできたのです。赤ちゃんは大きな声で泣いています。ぱっと見たところどうやら皮膚の湿疹があるようで、医師たちはそれがかゆくて泣いているのだろうと考えていました。しかしその後の検査でこの赤ちゃんにはそこの誰もが予想もしなかったような体の異常があるということがわかったのです。