ダイバーが発見したものは骨の髄まで感じる恐ろしいもの!

14. ドーティ、アメリカミシガン湖

L.R. 北米五大湖の汽船ドーティ号は明治26年5月にミシガン州ウェストベイ市で除幕式が行われた。 明治31年10月25日、船は姿を消しそれ以後見た人は一人もいない。 その日、大嵐で時速110kmの暴風雨に見舞われた。 この悪天候は過去30年に例がない。 四本の帆柱があるオリーブジャネットと言う名のタグボートをドーティ号はは引いていたが、悪天候で引いていたケーブルが破損してしまい結果タグボートが前に進まなくなった。 乗務員17人すべて沈没とともに水死している。

ドーティ、アメリカミシガン湖
コロン沈没船

昭和60年代の始めに、五大湖の亡霊に興味をもつスキューバダイバーがきっかけで調査団は難船が眠っている場所にたどり着いた。 ドーティ号は突然姿を消したので難船にまつわる話は神秘的なベールにつつまれた。 昭和55年から平成2年あたりまで難船に関する噂話が多数飛び交った。 平成22年6月25日、ミシガン湖の水面下91メートルの場で沈没船ドーティ号は発見された。 水没した111年後も、貨物は形をそのまま保っている。