蘇れ!CGを使って現代風に再現された歴史上の人物たち

守護聖人アントニオ

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特に貧しい人々や病気の人々への不朽の愛と献身で人々に注目された、ポルトガル、リスボン生まれの聖人アントニオ。1195年に生まれ、36歳という若さでイタリアで亡くなりましたが、カトリック教史上最も早く列聖された聖人の一人であり、現在に至るまで彼の美徳は尊敬されています。ポルトガルでは守護聖人アントニオを称えるお祭りがあるほどです。

守護聖人アントニオの実際の姿とは・・・

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聖人アントニオが亡くなり、パドヴァの礼拝堂に埋葬されましたが、彼の舌と顎は崇拝のための聖遺物として聖骨箱に展示されたといわれています。そんな聖人が実際はどんな姿だったのか、それを再現するべくイタリアのパドヴァ考古学博物館とブラジルのサンパウロ大学が共同で3D技術を用いて聖人アントニオを立体化させることに成功しました。

ヘンリー6世 (イングランド王)

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ランカスター朝最後のイングランド王でフランス王も兼ねたヘンリー6世。若いころから神経症におかされていたため、フランス百年戦争にも、イングランドの内政にも、他の摂政があたりました。そのため統治中各地での紛争が絶えず、国内を混乱に陥れた王でもあります。一生の間で12回も暗殺の危機にあったともいわれています。

ヘンリー6世の実際の姿とは・・・

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マクシミリアン・ロベスピエールを再現した法医人類学者のフィリップ・シャルリエと形成外科医のフィリップ・フロッシュが再びタッグを組み、ヘンリー6世を見事にCGで再現しました。そんなヘンリー6世は13回目の暗殺計画に倒れ、1610年亡くなりました。