普通の人のインスタグラムなどソーシャルメディアのアカウントへのアクセスが突然増えることはあまりないと思います。セレブリティのようにたくさんのフォロワーがいるなら別ですが、一般の人が撮った写真にたくさんの人が反応するためには、その投稿が拡散するきっかけがなくてはなりません。このストーリーはとあるカナダの女性がハイキング中に撮影した写真が世界中に拡散した話。彼女が投稿した、いたって普通の写真がなぜ突然多くの注目を集めたのでしょうか。
知る人ぞ知るハイキングスポット
カナダ東部のオンタリオ州にあるダンダスピークはスペンサー渓谷に囲まれるハイキングスポット。たくさんのハイカーがうっそうとした森、滝、遠くに見えるハミルトンの街並みなどの壮大な自然の景観を見にやってきます。この絶景にもかかわらず、この場所は地元の人だけが知るスポット。決して世界的な観光地ではありません。しかしこの近くに住む女性がこの場所へハイキングへ訪れた際に何の気なしに投稿した写真によって、世界中の人がこの場所を知ることになりました。
超危険な場所だからこそ見られる絶景
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初秋にハイキングに出かけた彼女。こんな崖ですが、眼下に広がる絶景に危険を冒してでも来る気持ちが理解できます。間違いなく写真映えするスポットで、多くのハイカーがこの場所でこの絶景とともに写真撮影を楽しみます。しかしこの写真からもわかるようにここは断崖絶壁。周辺にはスロープやフェンスなどは一切ありません。実際のところ、ここで足を滑らせ、命を落とした人もいます。崖の下にはうっそうとした森が広がり、かなり深い渓谷のため、被害者が見つからないケースも珍しくありません。