まさかこんな値段に!オークションで高値で売買された20のアイテム

17世紀のベネチアの絵画

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お金をあまり持っていなかったとあるドイツ人学生が、中古のカウチやテーブルなどが並ぶベルリンのフリーマーケットの間から見つけた17世紀の絵画。彼女は215ドル(約24,000円)で購入しました。この絵画は実際のところイタリアのバロック期の画家、カルロ・サラチェーニの作品であることがわかり、後のハンブルグのアートオークションで競売にかけられ、28,800ドル(約320万円)の値が付いたのです。

ダイブリュッケのアートカタログ

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ダイブリュッケは1905年にドレスデンで結成されたドイツの表現主義アーティストのグループ。現在は解散していますが、20世紀の現代美術の進化と表現主義の発展に大きな影響を与えました。そんなグループのアートカタログを、2012年にドイツの旅行者がパリのフリーマーケットで発見。「Brücke」と書かれた表紙に目をさらわれ、即購入。たったの5.5ドル(約600円)を支払って買った彼はのちにショックを受けます。なんとその本が1912年のヨーロッパ各地での展示会で発表されたダイブリュッケの作品集であることが判明したのです。その中には10のオリジナルの木版が含まれていました。同年にオークションにかけられ、約29,700ドル(約326万円)で競り落とされました。