まさかこんな値段に!オークションで高値で売買された20のアイテム

アンティークコレクターなら一度は夢見たことがあるかもしれません。フリーマーケットやガレージセールでめったに見ることのない珍しい貴重な骨董品と出会い、それをたった数ドルで買う夢を。宝石やでデコレーションされたイースターエッグからアメリカ独立記念の硬貨まで、数ドルで買ったものが後になってオークションなどで何倍、いや何十倍もの値段がついたということはあまり珍しいことではないのです。世界各地の人が実際に体験したそんな「お得なお買い物」がどんなものだったかみていきましょう。

ガレージセールで買った中国製のボウル

 

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アメリカのコネチカット州の男性が近所のガレージセールで買ったこの青と白の陶磁器はたった35ドル(約4,000円)でした。直感的に何か特別なものがあると感じて買ったといいます。男性は鑑定士にこのボウルの写真を送ったところ、すぐさまこのボウルは歴史的な作品であるという返事が返ってきたのです。より詳細な鑑定の結果、この陶磁器は1400年代の明朝のものであることが判明しました。ハスのつぼみを模した明朝時代によくみられた形で、現在、世界中に6つしか存在しないといわれているものです。オークション会社のサザビーズで、50,000ドル(約550万円)の見積もり価格を大幅に超える72,200ドル(約790万円)で落札されました。なんとガレージセールで購入した金額の2万倍以上の値がついたのです。

サイン入りピカソのリノカット版画

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2013年、アメリカのオハイオ州に住むザック・ボディシュさんは近くのリサイクルショップでパブロ・ピカソのポスターを購入しました。たったの14ドル(約1600円)だったので、ただのプリントされたポスターと考えていた男性ですが、絵の隅にピカソの手書きのサインを発見。すぐさま美術商のところへ持ち込み鑑定を依頼したところ、ピカソ本人がプリントし、サインを残したオリジナルの絵であることがわかりました。そのポスターには最終的に7,000ドル(約77万円)の値段がつきました。